北海道では花よりジンギスカン?
「花より団子」派は多いと思います。
皆さんは、桜の下で何を食べますか?
「焼き肉!」「ジンギスカン!」と答える人が北海道民の中には必ずいます。
札幌の円山公園や函館の五稜郭公園など北海道の桜の名所では、お花見時期になるとモクモクの煙の中、ビール片手にジンギスカンをほおばる人々でにぎわいます。
満開の桜の木々を包むジンギスカンの香り。
お花見ジンギスカンは、その光景自体が北海道の季節の風物詩となっているのです。
函館にはGWとともに桜前線がやってくる!
ゴールデンウイークの予定は決まっていますか?
函館では例年、ちょうど4月の末あたりから桜が見頃になります。
おいしい海産物、夜景、五稜郭、赤レンガ倉庫、温泉、外国人居留地などなど 観光資源がたっぷりとあり、数々の映画の舞台にもなっている函館。
日本の観光地の中でも常に人気が高い、日本屈指の観光都市です。
そんな函館に行くのなら、桜が見頃のGWがおすすめ!
五稜郭公園は、星形の城塞として有名なのはもちろん、桜の名所としても有名です。
その桜の数は1600本!ソメイヨシノを中心に種類も豊富な桜が星形のお堀の外にも内にも咲き誇ります。
その光景は本当に美しく、公園内をお散歩しながら見るもよし。五稜郭タワーに登って、桜色に染まった星型城塞を一望するもよし。
桜の時期は、五稜郭を贅沢に楽しむことができます。
観光客でも五稜郭公園でお花見ジンギスカンができる
お花見の時期になると、五稜郭タワーの端に桜が電飾で彩られるエリアが現れます。
夜になると、桜がライトアップされ幻想的な景色が楽しめます。
しかし、漂ってくるのは濃厚なジンギスカンの香り!
普段、公園内でバーベキューなどは禁止されているのですが、この時期だけ焼き肉の火気が解禁されるのです。
そして、この電飾エリアでは、予約をすれば手ぶらでジンギスカンを楽しむことができます。
この、お花見ジンギスカンプランが、旅行客にもうれしい内容なのでご紹介したいと思います。
ジンギスカンが満喫できるお花見プラン
まず、1人2000円で上ラム肉300gともやしなどの野菜が5種類。簡易ジンギスカン鍋とカセットコンロも用意してくれます。
もちろん、タレや取り皿、箸、おしぼりまでも付けてくれています。
そして、場所取りも不要でシートもすでに敷いてあるという親切さ!
ビールやオードブルも注文できたり、テイクアウトの販売コーナーが隣接され軽食やソフトドリンクもありますが、持ち込みも可能です!
鍋の片付けも不要とのことで、これこそ旅行客にピッタリ!お昼からたのしめます。(※2016年の情報です)
桜の下でジンギスカン。
ついつい食べ過ぎてしまいそうです。
もし食べ過ぎたら、五稜郭のお堀の外周を歩くだけで結構いい運動になりますよ。ちなみに外周は1815m!
北海道ならではの桜の楽しみ方、お花見ジンギスカン。
お花見ジンギスカンを体験したいという方は、GWがチャンスです!
ただ観光都市の観光シーズンなので、予約は早い方がいいかもしれません。
それから北海道のGWは、まだまだ寒さ対策が必要なので暖かい格好で楽しんでくださいね!